窪田式インピーダンス変換型プリアンプ9 ― 2006/03/31
電源に関する改造について、大容量電解コンデンサーに、0.1μFのをフィルムコンデンサーを抱かすと、高音の改善が得られると言う、本から仕入れた知識、コンデンサーを大容量にすると、低域に余裕が出る、しかし、その反面、容量を最小にすると、確かに、ハムは出る可能性があるものの、反応が早い、スピード感が出る、そこで、大容量に、小容量を抱かせる、すると、小容量のコンデンサーの充電と放電は素早い、この部分に使うコンデンサーでおそらく、高音の音質が変化する可能性がある、と言う事で、大好きな、ASCのコンデンサーを使って試してみるのは、これは面白いということで、手持ちのASCが無くなっていたので、早速注文、本日部品が届いた次第で、大山猫亭に御帰還、早速、インピーダンス変換型プリアンプの電源部、及び、フォノイコライザーアンプを開放して、炬燵台の電気工作台へ、お風呂に入って、改造開始、送ってきたASCのコンデンサー、昔と違って、外被、少し粗悪になっているようで、粘着テープで巻いたような感じで、剥げば、剥げそう、その上、印刷も少し、荒っぽく、これも世の趨勢かと、少し、寂しい大山猫ちゃん、しかし、手に入っただけでも御の字で、さて、何処に付けようか、矢張り、電源の一番末梢に、つまり、電源の出口、基板に繋がる所に、これは、全くの、妄想ですが、電圧の動き、電流の動きの影響をまず、最初に受ける部分に入れるのが、もっとも、理に適っているような気がして、しかし、取り付ける場所としては、込み入って難しい場所で、何とか取り付けて、まずは、プリアンプの電源が完成、電圧を当たってみると、プラスとマイナスの電源の電圧に少し差があるのですが、これはどうしよう、しかし、まあ、そう、気にする事もあるまいと、早速、装置に組み込んで、CDトランスポートにエリック・クランプトンのEric Clapton unpluggedを載せて、早速開封、これは、高音の、特に音場が変った、今は少し堅いけど、これは良い、こんなに、効果があるとは、嬉しくなって、早速、フォノイコライザーアンプ、こちらも、電源部がアンプ基板に繋がる所に、設置、ここで、低域のイコライザー用の抵抗をどうするか、もともとは720KΩ、手に入ったのは、リケノームの750KΩ、さて、さて、大山猫ちゃん、何時ものように、脳天気、毒を喰らわば、ものぐさなだけで、もう一回解体するぐらいなら、駄目な時に、元に戻すために解体したほうが、合理的、上手く行けば、解体せずに済むで、抵抗も付け替えで、早速組み込んで、開封するレコードはエリック・ドルフィー、これも変わりました、高音が、実に良く分離して、音場は広大、奥行きも素晴らしく、ドルフィーがサックスにあるいは、フルートに息を吹き込む所までちゃんと見えて、低音は、実に引っ込んで、つまり、悪く言うと、高音が尖って、低音は出なくなった状態、しかし、今までの経験で行くと、変更直後はこれが宜しい、つまり、高音にサンドペーパーをかけて、バリを取って、そうする内に低音が、輪郭が、山の霧が晴れてくるように現れて、その様にエージングは進むはずで、結局、イコライザーのNFBに関しても、問題無かったわけで、3月の最後に、アナログ系の完成を見たわけで、さて、ジャズを流しながら、豚カツの夕餉を頂いて、安心して、ファイナル・ファンタジーの世界へ足を伸ばす、大山猫ちゃんでした。
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