大山猫亭玄関
大山猫亭
このプログの内容は、大山猫亭のオーディオシステム(音楽缶詰開封装置)の改造、改良を断片的に記載したものですが、これは、氷山の一角、大山猫ちゃんとは称しても、ほとんどの時間は仕事に捧げているのは、現代人、せめて、趣味の世界は、無軌道はちゃめちゃでと、自分で、自分の趣味の楽しい思い出を残したくて作ったホームページ、徒然なるままに、酒を片手に、罪のないシュールな大人の夢の世界を渉猟すると、何処も同じ、と、ほっとするものです。
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大山猫亭ホームページ更新案内 - 2008/02/172008/02/17

プレーヤーの考察 を一部変更、項目追加

各論の18, 20, 21を追加しました。

 1. SL-1200MK4
 2. ortofon SPU Classic A
 3. playerの置き台(黒御影石)の話
 4. SUMIKO Blue Point Special
 5. ROKSAN XERXES20
 6. ターンテーブルシートの試行錯誤 その一
 7. E.A.R. MC3
 8. ortofon Kontrapunkt b
 9. ターンテーブルシートの試行錯誤 その二
10. Cotter Mk2:昇圧トランスの変更
11. レコードスタビライザー
12. 改造SMEストレートパイプアーム
13. tonearmの実験
14. 再びターンテーブル・シート(tonearmの実験の写真参照)
15. プレーヤーのインシュレーターの実験
16. 裸になったortofon SPU Classic A
16. tonearmの中の配線材
18. Well Tempered type tonearmの自作
19. fo.Qのターンテーブルシート
20. 裸になったSL-1200MK4
21. GRAY Turntable HSK-33 with GRAY tonearm GRAY 212


です、
本文は、大山猫亭ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/kita/yamaneko/index.html
でどうぞ

大山猫亭ホームページ更新案内 - 2008/02/092008/02/09

プレーヤーの考察

各論に18から22を追加しました

 1. SL-1200MK4
 2. ortofon SPU Classic A
 3. playerの置き台(黒御影石)の話
 4. SUMIKO Blue Point Special
 5. ROKSAN XERXES20
 6. ターンテーブルシートの試行錯誤 その一
 7. E.A.R. MC3
 8. ortofon Kontrapunkt b
 9. ターンテーブルシートの試行錯誤 その二
10. Cotter Mk2:昇圧トランスの変更
11. レコードスタビライザー
12. 改造SMEストレートパイプアーム
13. tonearmの実験
14. 再びターンテーブル・シート(tonearmの実験の写真参照)
15. プレーヤーのインシュレーターの実験
16. 裸になったortofon SPU Classic A
16. tonearmの中の配線材
18. fo.Qのターンテーブルシート
19. 裸になったSL-1200MK4
20. GRAY Turntable:導入編
21. GRAY Turntable HSK-33
22. PAPST motorとは

です、
本文は、大山猫亭ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/kita/yamaneko/index.html
でどうぞ

大山猫亭ホームページ更新案内 - 2008/02/072008/02/07

プレーヤーの考察

各論に10から17を追加しました

 1. SL-1200MK4
 2. ortofon SPU Classic A
 3. playerの置き台(黒御影石)の話
 4. SUMIKO Blue Point Special
 5. ROKSAN XERXES20
 6. ターンテーブルシートの試行錯誤 その一
 7. E.A.R. MC3
 8. ortofon Kontrapunkt b
 9. ターンテーブルシートの試行錯誤 その二
10. Cotter Mk2:昇圧トランスの変更
11. レコードスタビライザー
12. 改造SMEストレートパイプアーム
13. tonearmの実験
14. 再びターンテーブル・シート(tonearmの実験の写真参照)
15. プレーヤーのインシュレーターの実験
16. 裸になったortofon SPU Classic A
16. tonearmの中の配線材
17. Well Tempered type tonearmの自作

です、
本文は、大山猫亭ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/kita/yamaneko/index.html
でどうぞ

大山猫亭ホームページ更新案内 - 2008/02/072008/02/07

プレーヤーの考察
題名”音源がなければ始まらない”を開始
  序章、大山猫ちゃんの過去帳に始まり、
各論は
 1. SL-1200MK4
 2. ortofon SPU Classic A
 3. playerの置き台(黒御影石)の話
 4. SUMIKO Blue Point Special
 5. ROKSAN XERXES20
 6. ターンテーブルシートの試行錯誤 その一
 7. E.A.R. MC3
 8. ortofon Kontrapunkt b
 9. ターンテーブルシートの試行錯誤 その二
10. 現在進行中

です、
本文は、大山猫亭ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/kita/yamaneko/index.html
でどうぞ

Gray turntable & PAPST motor 付録(軸受け)2007/12/16

大山猫ちゃんの所蔵のGRAYのHSK-33のターンテーブルはと言うと、アルミダイカスト製、中心におそらく旋盤で削り出したと思しき、鋼鉄の円柱が立っており、その円柱の真ん中に、これも、旋盤で削り出した様なベアリングの半球上の突起があり、これが回転を支える仕掛けみたいで、この鋼鉄の円柱と、それを受ける鋼鉄の円筒の精度に関しては、前に述べた通り、まさに、ガラスの注射器、さて、円筒形の奥を見ると、写真のように、どうも、シリコンラバーのようにみえる半透明の白色の膜が板バネの様なリングで固定してあり、その中央が、件の円柱の先端のベアリング様の突起に合うように凹みがあるようで、基本的には、EMPIRE turntableと同じで、異なる所は、ターンテーブルが多分に軽量で、かつ、ターンテーブルを支える円柱は太く、それを受ける、円筒形があるのは同じ様な構造で、どうも、潤滑油を使用しているらしい、そこで大山猫ちゃん考えました、大山猫ちゃんの作製した、Well Tempered type tonearmのオリジナルのレコードプレヤーのターンテーブルは回転軸の部分にシリコンオイルを使用しているとか、それなら、GRAYのターンテーブルの回転軸を受けている部分にシリコンオイルを満たせば如何なものかと、つまり、目論みは、ターンテーブルの回転軸の鋼鉄製の円筒形の先端のベアリング上の突起とシリコンラバーらしき軸受け部の間に若干の隙間があるのは確かで、その部分をシリコンオイルで満たせば、ある意味では、シリコンオイルフロートに近くなるのではとの猿知恵、そうすれば、気になっていた、ゴロ音、これは、モーターから来るものではにことは、その周波数からも確かで、その音はと言うと、自動車のアイドリング状態のときのあの低音の振動に良く似ており、些か気になる所で、これを止めるにはどうしたら良いか、ずっと思案していたのですが、どうも、この、シリコンオイルを用いるのは良い様な予感が、しかし、大山猫ちゃんの所有のシリコンオイルの粘稠度は5万番と10万番、Well Tempered type tonearmに使用したのは5万番で、なかなか良好、それで、5万番のシリコンオイルを、ターンテーブルの円柱形の回転軸のベアリング様突起の回りに、件のベアリング様の突起を受ける部分とで出来る、空間を目分量で推測して、その空間を満たすべく、水飴の様な粘稠度のシリコンオイルを垂らして、円筒形に完納、くるくる回すと、良く回る、良く回るのは確認したものの、音はどうかと、早速、セットアップ、設置位置も、今までの設置位置より、合理的な位置に、それに伴い、Well Tempered type tonearmの位置も変えて、さらに、最外周でカートリッジのスタイラスとレコード溝の接線方向が一致するように調整、さて、取り出したLP、I MUSICIとFelix AyoのVivaldiの四季、針を落とすと、今まで、耳の奥に直接響いていた、件の、自動車のアイドリングの如き振動が消失、始まる音楽がスピーカーからではなく、部屋の中から聴こえてくる、スピーカーの前に音楽が立体的に現れて、その中に自分がいる状態、これは、正解だった、これで、全て解決と、実に小躍り状態の大山猫ちゃんでした。

Gray turntable & PAPST motor 付録2007/12/16

ターンテーブルの軸受けに興味を持ち、調べると、大山猫亭のGRAY turntableの軸受けの構造は、Thorens TD 124のそれとそっくりということが判明、いずれにしても、この当時の技術を盛り込んだターンテーブルなんだと、手に入れて良かったと満足する大山猫ちゃん、それにしても、どうして、テクニクスのターンテーブルに比べて、音が厚く、それでいて、輪郭がすっきりと、殊に超低音と超高音の澄んでいるのだろうと、回転の揺らぎが大きく、ひょっとすると、DDターンテーブルはその制御の為に、高い周期で回転むらが起こり、それが、微妙に音の輪郭に影響を与えているのかもと妄想する大山猫ちゃん、聴覚の特性は、極短い時間の前後の変化には敏感で、ゆっくりとした音の変化には無頓着なのかも知れないと思うのでした。

Gray turntable & PAPST motor 32007/12/16

写真は、三相交流を作るコンデンサー、因に、管型のコンデンサーは独逸のボッシュ製、さて、PAPST motorの歴史はと言うと、ドイツの技術者のHarmann Papstは1930年から多分、現在も存続しているターンテーブルのメーカーと同一と思うのですが、DUAL Motorの技術者であったのですが、モーター設計に色々と着想する所があったらしく、1937年に退職、独立、その後1942年、PAPST-MOTORENを設立、その段階で、PAPST motorの基本のouter rooterを商品化したと言われている訳で、この会社、それから、現代に至るまで、モーター一筋の会社で、現在は、コンピュータの冷却ファン、換気扇のモーターが主な商品のようで、しかし、1950年代、名だたるメーカーのターンテーブル、あるいはテープレコーダーのモーターとして採用されていた事を確認、曰く、Thorens TD 124、Empire turntable、放送局用のアメリカのプレーヤーRek-O-Kut L34H、さらには、Fairchild turntableテープレコーダーではRevox G36、を始めとして、ドイツのテープレコーダーTANDBERG TD 20 A、殊に、Thorens TD 124、最初は角型の普通のモーターを装備していたのですが、トーレンスのターンテーブルの駆動は、ベルトとリムドライブ、トルクが必要で、それで、途中からPAPST motorに変更された経緯があったとのこと、これは、郊外の悪所のおじさまに教わった事で、いずれにしても、このBrushless spindle motor / AC external rotor motor、その当時は、この魔界の回転系の器機に、多く採用されていたようで、しかし、機能の良いものは確かに美しいと思う大山猫ちゃん、殊に、大山猫亭に辿り着いたGRAY turntableに着いているPAPST motor、形はEmpire turntableに一番良く似ているのですが、グレーのハンマートーン仕上げで、三本帯の間の上の格子の彫も深く、今まで、ネットで調べあげたどの写真のPAPST motorより美しいと思うのは、身内の贔屓の引き倒しと言うものでしょうか。

Gray turntable & PAPST motor 22007/12/16

このモーター、所謂ブラシレス、普通のモーターだと、回転部分にコイルが巻いてあり、ブラシが接触して、極性が変化し、外に固定した磁石の間で回転すると理解しているのですが、このPAPST motor、中心にあるコイルが固定されており、交流をコンデンサーで三相にして、中のコイルの極性が変る、即ちブラシレス、その外側に、回転する筒があり、そこに、磁石があり、当に、チベット仏教のマニ車、その部分がくるくると、つまり、磁石の付いた、普通ではモーターケースとなる部分が回る仕組み、長所は、ブラシが無い事、それに、回る部分はファンのようにモーターそのものを空冷する、で、短所はその風切り音、しかし、モーターから1mも離れると音は聞こえず、実際は苦にはならない短所で、写真は裏らから、見た物で、見えているのが中心に固定されたコイルで、

Gray turntable & PAPST motor 12007/12/16

今や大山猫亭の音楽缶詰開封装置のプレーヤーとなったGRAY turntable、この中核となるPAPST motor、このモーターの姿と構造の美しさに興味を持った大山猫ちゃん、色々と調べる事に、まずは、GRAY turntableに装着してある、PAPST motorの写真から。

ターンテーブルをGRAYに変更2007/10/23

さて、結局、プレーヤーがどうなったか、この短期間のうちに色々ありまして、詳細はホームページ'( http://www.ne.jp/asahi/kita/yamaneko/ )に詳しく書きましたが、かいつまんで言うと、新規ターンテーブルと言うことに、新規と言っても、このGRAYのターンテーブル、亜米利加製で殆ど、大山猫ちゃんと良い勝負の古いもの、さて、プレーヤーの設定、まずは、料理の本で圧着していたコルクを見ると、本当は、側面を平に仕上げたら良いのでしょうが、売り物ではないし、自分で使うにはこれで十分麗しい、と言うことで、早速、fo.Qも切りっぱなしの状態ではなく、ちゃんとインシュレーターに合わせて切り抜いて、その上にインシュレーターを置いて、次いで、ターンテーブルの位置決め、今まで、パネルが広かったので、どうしてもターンテーブルが中央に寄ってきていたのですが、今度のGRAYはモーターシャフトとターンテーブルのみで実にコンパクト、それで、ぐっと右に寄せて、Well Tempered type tonearmも右の方へお引っ越し、上手い具合に、モーターとターンテーブルの境の線に対角線上に一個ずつ二個、もう一個はターンテーブルの向こう、丁度三つが正三角形作るようにインシュレーターを置けるので、設置はこれで良しと、後は、インシュレーターのスパイクとターンテーブルとモーターがついている鉄板との間にfo.Qの小片を噛まして、水平をとって、さて、ベルトを掛けて、スイッチを入れると、今度は下に外れてしまう始末、このフォノモーター三点で釣ってあり、ネジと鉄板の間にはゴムボール状のブッシュが噛ましてあり、モーターはふらふら状態、回転を始めるとシャフトの傾きが変化し、回転が一定になると落ち着く、どうも、この三本のネジの閉め具合で、ベルトが上手くターンテーブルを回し続けるように調整するらしい、と、ドライバー片手に、暫し奮闘、ターンテーブルに近い二本のネジで高さを決めて、モータシャフト側の一本の螺子でシャフトの傾きを調整して、ベルトが外れないようにする仕組みらしい、そこまで分かると、後は簡単、スイッチを切っても入れても大丈夫、さて、カバーをかけてと、あら、蓋の裏とシャフトが触れる、そういえば、このカバーの裏にシャフトで削られた跡と、ベルトのこすれた跡があることから、この部分の苦労の跡が忍ばれると言うもので、このカバー、デザイン的には非常に麗しいのですが、大山猫ちゃん、機械がむき出しの状態も美しいと思う訳で、それで、黒御影の上に、飾りとして、置くことに決定、早速、DUET ARCHIE SHEPP DOLLAR BRAND、Archie Sheppの独特のつっかえる様な、スタッカートが実に透明で、息遣いが、ぶつぶつと、ピアノは腰がしっかり据わって、どうも中音がしっかりとしており、それに、透明な高音が乗るようで、鋭い音が、ストレートに大山猫亭ダイニングルームを駆け抜けるのは、何とも言えない快感で、B面の一曲目、Thema from "PROOF OF THE MAN"の弱声と強声の対比が実に美しく、これはもう、音楽、欠点はと言うと、ターンテーブルのシャフトのベアリングのゴロ音が、大山猫亭音楽缶詰開封装置の超低音波動発生装置では、しっかりと再生されることで、まあ、お部屋の位置によっては、聴こえず、大山猫ちゃんの御座所でも大丈夫なので、これはこのままでと言うことで、まったく、いつまでも発展途上の魔界でした。