大山猫亭玄関
大山猫亭
このプログの内容は、大山猫亭のオーディオシステム(音楽缶詰開封装置)の改造、改良を断片的に記載したものですが、これは、氷山の一角、大山猫ちゃんとは称しても、ほとんどの時間は仕事に捧げているのは、現代人、せめて、趣味の世界は、無軌道はちゃめちゃでと、自分で、自分の趣味の楽しい思い出を残したくて作ったホームページ、徒然なるままに、酒を片手に、罪のないシュールな大人の夢の世界を渉猟すると、何処も同じ、と、ほっとするものです。
大山猫亭ホームページはこちらから

インピーダンス変換型プリアンプ電源改造2007/06/18

やはり、音楽缶詰開封装置の高音、どうもなんだか引っ込み思案で、それが気になる所、今朝も何時ものおトイレで、無線と実験の昔の記事を、またもや電源の高周波カット用のコイルの話、最近のプリアンプ、あるいはDACには高周波カット用のコイルが入れてあるものもあると、前回、フォノイコライザーアンプの電源に高周波カット用のコイルを入れた時には60Hz電源発生装置CSE R-500が介在していた訳で、おそらくそれで、はっきりした効果が得られなかったのではないかと、現在、高音の悩みは、霞の様なもや付き、それなら、試しにインピーダンス変換型プリアンプの電源に高周波カット用のコイルを入れてみるのも、ものは試し、では何処に、それで、いろいろ考えた末に一番安易に電源トランスの二次側で整流用ダイオードの前、幸い、インピーダンス変換型プリアンプの電源部、今まで1Ωの抵抗(デールのメタルグラッド)を入れていたのですが、この抵抗と高周波カット用のコイルと入れ替えてみようと、早速、お風呂に入る前に、インピーダンス変換型プリアンプの電源部を自由の身にして、夏の電気工作台である、ダイニングテーブルの上に置き、お風呂へ、半田鏝を暖めて、空中配線、改良は簡単に終り音出し、今朝開封していた、Eddie HigginsのDear Old Stockholm、1曲目のMoonlight Becomes You、ドラムのシンバルの音がシャンシャンと、一瞬少し固めかなと思うも、軽くシャンシャンと、ピアノも転がる様に部屋の中に放出されて、volumeを上げると、更に何処までも伸びやかに、シンバルが、ハイハットがピアノのフレーズも弾んで、Dear Old Stockholmを演奏、ベースの弦のはじける音が、直接部屋の空気の中に放出されて、少なくとも高周波カット用のコイルは悪さはしない、ひょっとするとこのまま行けばもっと澄んだ感じに成長するのではと期待させる音の変化は確かにあったようで、現在まだ、超低音波動発生装置は作動させていない状態で、I remember Clifford、ここに至り、遂に、音の評価を忘れて、この文章を書きながら気分よく音楽に身と耳をまかせる大山猫ちゃん、と言うことは、この改造はおそらく成功と言うことで、これならフォノイコライザーアンプももう一度コイルを入れてみようかと思う所で、こうなると、Buddy RichのBlue Caravanから最初のドラムソロ、Blow'n the Blues awayを開封したいと、でも、You and the Night and the Musicが流れ始めると、それに聞き入る訳で、ここで超低音波動発生装置が参加、ベースがソロをとり、低音の厚みに負けず、シンバルが低音の放出を突き破って出現、結局、こうなると、高価な器械である60Hz電源発生装置CSE R-500も必要ないかもと感じる程で、満足して、夕餉となるのでした。