DAコンバーター6 ― 2006/02/11

朝起きて、早速、音の確認、昨日に比べ、高域、特に、超高域が、しっかり、サンドペーパーで仕上げた様に、芯はしっかり、表面は滑らかで、耳に心地よく、しかし、低音に関しては、昨日と同じ、被りが気になる所で、やはり、低音をなんとかしないと、音量を上げてくると、低音の被りが強く、この点がどうしても気になるところ、ここは、しかも、信楽DACに使われている、カップリングコンデンサー、姿からみると、電解コンデンサー、しかも、青い、マジックの目印がついている事から、これは、極性を持ったもの、つまり、通常のコンデンサー、大山猫ちゃんの計算では、20μFでも、6dBのカットオフ周波数は、0.16Hz、つまり、交流信号は全て通す、また、バイポーラのコンデンサーでなく、モノポーラで良いのは、電流電圧変換の抵抗には常にバイアス電流が流れており、音楽信号は、バイアス電流で作られた電圧内で、電圧の変化として現れ、つまり、カップリングコンデンサーの片側は常に電圧は正で、片方は、直流的にはアース、だから、モノポーラの電解コンデンサーでカップリングしても問題ない訳で、この、コンデンサーの部分を、真空管アンプのCR結合と同じ考え方から行くと、低域カットオフ周波数を、この部分でコントロールすれば、低域の被りを除ける、つまり、低域のトリミングが出来る訳で、それに、真空管アンプの部品の中で、音を決める最も大事な部品の一つがこのコンデンサー、そうなると、やはり、ここは、最終に改造すべきで、さて、その昔、大山猫ちゃんがDACを作ったとき、使った、TDA1541クラウンマーク、このDACには外付けのコンデンサーが必要で、そこがまた、音質を左右する部分と言う事で、高価なASCポリプロピレンフィルムコンデンサーを大量に使用したのですが、これが、0.22μF、耐圧400V、計算すると、カットオフ周波数が14.5Hz、これでは少し高すぎるので、パラで使って、0.44μF、とすると、カットオフが7.2Hz、これで行こうと言う事で、早速改造、ところが、写真で見る通り、改造により肥大化した部品の、それこそ、おにぎり状態、信楽の弁当箱に収まりきらないと言う現実に直面、なんとか、実装を変えて、最小の体積にしたものの、これでは、納める時に、接触事故を起こしそう、そこで、まずは、裸の状態で、音楽缶詰開封装置に組み込んで、音出しを、Luiz Bonfaのその名もBossa Nova、良い、高音は元々良かったのですが、低音とのバランスも素晴らしく、これは正解、どうしても、信楽、お弁当箱に納めたくて、ここは、諦めると言う事を知らない、大山猫ちゃん、ドラえもんのポケット状態の、大山猫ちゃん音楽鑑賞用御座所のベンチ椅子、その上板を開ければ、中は工具箱、そこから、ヤスリセットを取りい出し、信楽ケースのネジ止め用の内部金具を、ギコギコ、ギコギコ、角を丸く、ギコギコ、ギコギコ、これで良し、庭に出て、ブロアーでアルミの金屑を吹き飛ばして、早速、部品のお握りを、無理なく、接触なく、無事に収まり、一件落着で、それでも、最初はこわごわと、音出しで、完成、さて、慣し運転は、バーデン・パウエルで、これで、お料理のバックグラウンド、晩餐の準備が整い、そこで、早速、Helge Lien TrioのTake Five、大山猫ちゃんの手になる改造を受けた信楽DAC、それに、インピーダンス変換型プリ、パワーは、KT66pp、UL結合、スピーカーはD-55 (Lowther PM6A and JBL UT-045Be)、改造の甲斐あって、これは、アナログの音、耳に心地よく、高音の分解能今までで、最高、その上、低音も絞まり、超低音波動発生装置との繋がりも実に自然で、ベースがドラムの鐘が、ブラシが、最高、最高の気分でお休みの大山猫ちゃんでした。
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