大山猫亭玄関
大山猫亭
このプログの内容は、大山猫亭のオーディオシステム(音楽缶詰開封装置)の改造、改良を断片的に記載したものですが、これは、氷山の一角、大山猫ちゃんとは称しても、ほとんどの時間は仕事に捧げているのは、現代人、せめて、趣味の世界は、無軌道はちゃめちゃでと、自分で、自分の趣味の楽しい思い出を残したくて作ったホームページ、徒然なるままに、酒を片手に、罪のないシュールな大人の夢の世界を渉猟すると、何処も同じ、と、ほっとするものです。
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Well Tempered type tonearm 自作22006/12/02

支柱は良いとして、一番問題になるのは、そして、もっとも重要なものはシリコンオイル、これが、手に入らなければまったく製作不可能、シリコンオイルの代わりに、磁石を使って、円盤に制動20掛けてみてはと思い立ち、円盤状の磁石、冷蔵庫等にメモを貼り付ける磁石、を使って、糸で吊って実験を、これは制動どころか、殊の外神経質な動きをすることが判明、結局、シリコンオイルが生命線、調べまくること暫し、ひょんなところにシリコンオイルが、それも、小瓶入りで、なんと、大型精密ラジコンカーのサスペンションオイルに使われており、その道の模型屋さんで入手可能、今まで、シリコンオイルに関しては、今まで、滑りやすくするためだけのものという概念しかない大山猫ちゃん、しかし、調べると、1000csとか100000csとか、どうも、サンドペーパーと一緒で、その粘度による型番があるらしいと認識、でも、当然ですけど数字の意味する所と、実際の粘度の感覚がピンと来ないと言うか、数字を見ても実感が湧かない、それで、色々調べると、オイルダンプ式トーンアーム、これがどうも、200000csらしいと言う情報を入手、それならばと、100000, 300000, 500000csの三種類を注文、これで、一応シリコンオイルは確保、次は円盤、お仕事にお出かけの時も、本来のお仕事は無意識で、五感は全て、円盤、円盤、仕事場の配電用の丸いキャップに目を留めて、これを外してしまえば、しかし、まさか、壁の配電盤のアルミキャップを外して持ち帰るわけにも行かず、傷心のうちに、御帰還、音楽缶詰開封装置に灯を入れて、ふとみると、フォノイコライザーの横に、黄金に輝く円盤が、良いものがありました、スパイク付きのインシュレーターのスパイクベース、おあつらえ向きに中心にはスパイク受けの窪みがあり、周囲にはご丁寧に、丸い穴が対角線上に無数に開けてあり、まるでお誂え、最後の難関はこれを収めて、シリコンオイルを満たす容器、お仕事にお出かけの時も、相変わらず、お仕事は無意識で、目は、獲物を探す、それこそ、本来の大山猫になりきっている大山猫ちゃん、何時もは眠っている記憶の棚を引っ掻き回して、遂に目的の目標に到達、確か在った、お仕事場の材料室に侵入、ガラクタを引っ掻き回すこと暫し、遂に見つけたのがステンレスのそれこそお誂え向きのシャーレ、普通のガラスのシャーレより半径が小さく、深さが深く、これがまた、誂えたようなもので、工作に必要な重要部品の確保は、殆ど、ゲームのアイテム探し、これだけ揃えば、後は、両ネジの二股の部分だけど、これは、野となれ山となれ、早速、構想図を描いて、製作に向けて始動、支柱部分は最初の計画では、以前加工の経験のある1A桐材を使おうと思っていたのですが、突然思い付いて、ここは、アクリルで、アームは、本来は、アルミかカーボン、しかし、ここもアクリルで、と言うことで、後は現物を見ながらと、郊外のDIYのお店へと、アクリルのコーナーで、アクリル板と角棒を求め、アームに採用しようと思っていたアクリルの丸棒は、これは、簡単に撓るため却下、ステンレスのパイプに丁度適当なものがあり、アームの部分はステンレスのパイプで作成することにした次第で、アクリル用の接着剤も求めて、ついでに、金鋸を、これは失敗でした、金鋸は良質のものを求めないと、非常に作業に難儀することを思いしらされることになるのですが、閑話休題、原理図の中に螺子にテグスを撒きつけて長さを調節する部分があるのですが、アクリルコーナーにいかにも瀟洒な、オシャレなアクリル製の螺子があるのを見つけ、これが使えるのではと、これも手に入れ、ネジに合う、タップを探すけど、流石に売っていず、まあ、その時は、穴を大きめに開けて、アクリルのナットを接着して、雌に使おうと、このあたりは大らかに、後は、カートリッジから昇圧トランスまでの配線材、Well Temperedの構造からして、動きには繊細さが求められるのは、原理図を見ると明らかで、DIYの店を後に、近所の郊外の悪所へと、悪所のおじさまに、トーンアームを作ることを報告、ついては線材を、悪所のおじさまと言うと、過去に名を馳せた音楽缶詰開封装置の名器の数々の修理の依頼が来るという、修理の達人、部品に関しては、修理用に、それこそ、宝の山状態の備蓄があり、大山猫ちゃん、時々部品を分けてもらっているのですが、今回も在りました、太さ硬さは殆ど裁縫の木綿糸、訊けば、トーンアームの中を通す為の配線材、これは、うってつけ、しかし、最後の一組で、しかも、今販売しているかも分からないもの、使っていいのですかと、流石に遠慮の大山猫ちゃん、どうぞどうぞに励まされ、実は内心うれしくてたまらない大山猫ちゃん、昇圧トランスのCotterと継ぐRCAコネクターも求めなければいけないのに、うれしさのあまり、忘れてしまって、それはまた後の話で、工具は大丈夫ですかと言う親切なお言葉に、万力と、やっぱりありました、ネジ切り用のタップをお借りして、いそいそと御帰還、大山猫亭のダイニングテーブルが工作台となり、いよいよ制作開始となるのでした。

Well Tempered type tonearm 自作12006/12/01

ことの起こりは、大山猫ちゃん、音楽開封装置の改良に勤しみ、その音楽缶詰開封能力に更に磨きが掛かり、大山猫ちゃん所蔵の最難関音楽缶詰、ベニーグッドマンのカーネギーホールコンサート、これの、二枚目に収録されている、女性ボーカル、これは、大変難物で、盛大に強調されたサ行と、それこそ、缶詰を開ける缶切りの如き音がスピーカーから放出され、ドラムは、壊れたバケツを乱打状態で、猫族、大山猫ちゃんの背中の毛、実は、本当に生えていて、これが、時に、感動の時も、不快のときも、逆立つのですが、総毛立毛状態、実に、蒲鉾録音と思しき状態の高音だけ極端に持ち上げた状態、それが、音楽缶詰開封装置の改良、主に、スピーカーケーブルのMITのスピーカーケーブル(MH-750 Plus Series Three S3)に変更、更に、改造MUSICAのフォノイコライザーアンプと、インピーダンス変更型プリアンプとの接続ケーブルを瀟洒な球管アンプを制作している、オーディオンというメーカーの銀線のコネクターケーブルに変更したことにより、おそらく、ケーブルによるイコライジング、中音域のしっかりした、広帯域、右下がり平坦化が達成されたようで、CD開封に関しては、これは今のところ問題なし、その上、テクニクスのテクニクス SL1200MK4、カートリッジから昇圧トランスのCotterに至る線を外付けにして、ベルデンの二本縒り線に裸のメッシュのシールドを施した線で直接接続、これで、ベニー・グッドマンの開封も鑑賞にたえるところまではいったのですが、そこは、底知れぬ魔界の常、アームの配線を変えただけで、これだけの効果、それなら、アームそのものを換えればどうなるのかと考えるのは、これは、当然の帰結、と言うか、これは、もう、考えが頭に浮かんだだけで、欲望に変貌するのが、この魔界の常、そこで、あるとき、郊外の悪所のおじさまに、一番の御推薦のアームは如何にと、おじさま曰く、classic SME tonearm 3009、しかし、現在のテクニクスのターンテーブルに外付けするより、テクニクスを放棄して、ターンテーブルはキャビネットを自分で作って、それに、単体のターンテーブルを設え、それに、件のアームを装着するのが良いとのこと、それは良いのですが、いざ、実行に移すとなると、それこそ、顔に毛の無い猫チャンの尻尾を踏みつけて、髭を両方とも力いっぱい引っ張るようなもの、正に、無傷では済まない暴挙と言うもので、流石の大山猫ちゃんも、機会を改めて考えることに、因みに、悪所のおじさま、以前、個人的にご使用のスピーカーについては訊いたのですが、アームは何をお使いで、曰く、Well Tempered、今は、輸入もされていないし、作ってもいるのかもわからないとのお話、で、作ってみませんか、えっ、作れるのですか、実は、このアーム、亜米利加はBill Firebaugh博士の考案になる、お皿再生用音響棒、思い出しながら、悪所のおじ様が描いて下さった図、これでどうして動くの、これは、悪所のおじさまの記憶違いで、その動作理論は素晴らしく、また、実に単純で、これなら自作可能と、大山猫ちゃん、後で調べて分かるのですが、どうも、話から察するに、アームを糸で吊り下げて、何やら、アームの動きをシリコンオイルで制動するらしい、まあ、ネットで調べてみれば分かると、大山猫ちゃん、大山猫亭に帰ると早速調べてみると、これがまた、確かに理に適った仕組み、つまり、円盤を二本のテグスで吊って、その二本のテグスを二股の棒の先端に通して、そこで支える、この二股の棒は、両方にネジを切った棒によって、左右に等間隔でその股の広さを変える仕組みで、支えの部分を通ったテグスは、一方を固定、一方はネジに撒きつけて、それを撒いたり緩めたりすることにより円盤の水平、つまり、円盤の中央に立てた支柱に固定されているトーンアームのひいては、カートリッジの水平バランスをとると言う仕組み、さて、先ほどの二股はと言うと、これが、円盤に着いているテグスの捻りの力で、インサイドフォースキャンセラーを生じさせることになるわけですが、円盤を吊っている二本のテグス基部が同一点にあると、どのような捻じりに対しても元に戻ろうとする力は働かず、二本のテグスの基部が離れると捻じりに対して元に戻ろうとする力が生じ、その力の強さは二本のテグスの基部が離れれば離れるほど強くなるわけで、テグスの基部の感覚を調整する事で、捻りの力、すなわち、インサイドフォースキャンセラーの強さの調整を行うと言う巧妙な仕掛け、更に、円盤は丸い円筒形の容器の中に納めて、そこをシリコンオイルで満たすことにより、アームの動きに制動を掛ける、いや、実に面白い、この図を元に、大山猫ちゃん、実際に作ってみるにはどうすれば良いかと、これは、正に、猫に鰹節、寝ても覚めてもの恋愛状態、と言う事で、材料の検討に入るのでした。