old PX25 single stereo amplifier 1 ― 2006/04/23
朝から、絶好の曇り空、アンプを作るには最高の日で、早速、電気工作台の炬燵の上に、PX4 singleを仰向けに置いて、改造開始、昨日カソード抵抗の1KΩにパラにする抵抗も手に入れておいたので、まずはこの部分の変更、早速、PX25を挿して、まずは、ヒーターに電気を通して、ヒーターがちっとも赤かならないのが不思議なのですが、なにせ、初めて手にするPX25、こんなものだろうと、ヒーター電圧を当たると、約3V、あれっ、何で、そこで、蔵書の真空管マニュアルを見ると、ヒーター電流が、PX4が4V1Aなのに対して、PX25は4V2A、出力管のヒーターはトランスの5Vタップをドロップ抵抗1Ωで落として、4Vにしているので、アンペア数が2倍で、1V足りなくなるのは道理、しかし、ずっと眠っていたヒーターには、最初はこの方が良いと、一時間ほど、ヒーティング、意を決して、プレートに電圧を掛けてみて、あれ、カソードに電圧が出ない、つまり、バイアスが掛からない、思い当たるとすれば、ヒーター電圧、早速、近所の郊外へ、悪所で、0.5Ωのドロップ抵抗を手に入れて、気もそぞろで、御帰還で、早速、抵抗を付け替えて、それでも全く無しの礫、そこからが泥沼、郊外の悪所のおじさまに全幅の信頼を寄せている大山猫ちゃんとしては、真空管に非が在る等とは全く思わず、あれやこれや、カソード抵抗値を高くしてみたり、他の真空管を抜いて、単独で試してみたり、何をやっても無しの礫、大山猫ちゃん所蔵の真空管に関する蔵書を引っ張り出して、勉強、それにしても可哀想なPX4、あらゆる条件で、試されて、しかし、健気にも、どのような状況でもカソードに電圧は現れ、それでも、真空管を疑う事無く、ついには、暫く、ヒーターだけ暖めてと、暫く、監視下で、ヒーターに通電をする事にした訳で、不穏な気持ちのまま、休日は終わるのでした。
最近のコメント