大山猫亭玄関
大山猫亭
このプログの内容は、大山猫亭のオーディオシステム(音楽缶詰開封装置)の改造、改良を断片的に記載したものですが、これは、氷山の一角、大山猫ちゃんとは称しても、ほとんどの時間は仕事に捧げているのは、現代人、せめて、趣味の世界は、無軌道はちゃめちゃでと、自分で、自分の趣味の楽しい思い出を残したくて作ったホームページ、徒然なるままに、酒を片手に、罪のないシュールな大人の夢の世界を渉猟すると、何処も同じ、と、ほっとするものです。
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old PX25 single stereo amplifier 22006/04/28

郊外の悪所が開店するのは午前11時、朝、仕事場に着いて、心此処に無いでこなせる仕事を、機械的にこなしつつ、時間が来るのを待つ身の辛さ、それでも、丁度11時前に仕事が入り、自分のお部屋にたどり着いたのが11時半前、丁度良いで、早速、郊外の悪所のおじさまに電話を、これこうしかじか、未使用のPX25がありますので、試してみてください、これは願っても無い事、今日頂に参りますで、午後は、もう、何も手に付かず、それでも、不安は、もし、自分の回路の誤りでもあるのではないか、と、色々調べて、検討で、どう考えても、全ての現象を説明できるのは、エミッションが無いということだけで、いずれにしても、試してみれば分かる事、さて、居ても立っても居られない大山猫ちゃん、何と、一時間年休を貰って、早々と仕事場を退出、一路、郊外の悪所へ、悪所では、おじさまがすでに、お持ち帰り用のPX25を準備してくださっており、聴けば、大山猫ちゃんが、先日お持ち帰りのPX25、日本の知り合いの業者さんから、入手とのこと、入手先を信用して、テストをしなかった物ですから、迷惑かけましたと、丁寧な挨拶で、それよりも、大山猫ちゃんの説明で、ちっとも、大山猫ちゃんの回路にも、アンプの調整の技量にも、全く疑いを持っていらっしゃらない態度に、素直に喜ぶ大山猫ちゃん、さて、今度のPX25の経緯はというと、今は昔、印度人のおじさまが、遠く大英帝国でラジオ屋さんを営んでおり、戦前の大英帝国のラジオはと言うと、普通は、PX4、もっと上級がPX25、最高がPX25pp、それで、交換部品として、ストックされていたPX25、件の印度人のおじさま、お店をたたんで、印度へお帰りで、その時、ストックのPX25も印度へと、さて、そのおじさまの息子さん、そのストックを受け継いで、これは、お宝、財産で、郊外の悪所のおじさま、その息子さんと知り合うにおよび、一組輸入したと言う事で、当に、タイムカプセル、大切な物を安置して、顔に毛の無い猫チャンに、帰るコール、そこは何処、と、相変わらずの感の良さ、件の処としどろもどろで、一路、大山猫亭へ、必要以上に安全運転で、御帰還、逸る心を押さえて、まずは、整流管以外の真空管を全て外して、と言うのも、大山猫ちゃんのPX4single、本当は必要は無いのですが、メインの電源スイッチのほかに、B電源用のスイッチも持っており、つまり、ヒーターだけに通電する事が可能で、今回は、それが幸いして、まずは、タイムカプセルでお眠りのPX25のヒートアップから、これも、と言う事で、今日は、様子を見ながら、ヒーターの通電のみ、まずは、箱から出してみると、明らかに、美しい、ゲッタの部分を比較してみると、これは、明らかに違う、まず、前回の物は、斑状に、なんとなく、焼けたような感じで、そういう目で見ると、基部のガラスの部分に、泥状の滓も見られ、しかし、フィラメントは見た目は白く、さて、比較はさて置き、まずは、PX4用のヒータードロップ抵抗を装着した状態で、通電開始、電圧は3V強、電灯を点した部屋で通電を開始したのですが、はっきり、ヒーターが赤くなるのがわかることわかること、つまり、これで、普通真空管で見られる状態、やっぱり、前回の物はヒーターがおかしかったのだと結論、早く、プレートに電圧をかけてみたいのですが、そこは、ぐっとこらえて、約2時間、3Vでヒーターを暖め、明らかに真空管のガラス壁も触れないぐらいに発熱、こうでなくては、前回の物は触って暖かい程度で、ワクワクしながら夕餉を終わり、ヒーターのドロップ抵抗をPX25用の0.5Ωにきり換えて、再度、ヒーターに通電開始、そのままの状態で、4時間ほどヒーターの通電を行う大山猫ちゃん、さて、明日を期して、わくわくとお休みになるのでした。

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