インピーダンス変換型プリアンプ変身4 ― 2007/07/14
仮配線で、音出しを、GOLDMUND MIMESIS 12と正真正銘プリアンプとなるかもしれない、インピーダンス変換型プリアンプを繋ぎ、ここは迷いなく電源を入れて、最後に、KT66ppUL mono amplifierの電源を、真空管が温まるまで、緊張の一瞬、次の段階も問題ない、異常音は聴こえない、そのまま待つこと暫し、D-55 (Lowther PM6A and JBL UT-045Be)に耳をつけて、残留ノイズも皆無、今までは耳をつけると、残留ノイズが少し聴こえていた様な気がするのですが、全く静か、早速、CDトランスポートに、昨夜開封した、オスカー・ピーターソンのプリーズ・リクエストを載せて、ボリュームを8時くらいにして、いよいよ結果発表の瞬間、CDの開始ボタンを、出た、音が出た、直ぐに右のスピーカーの前に、此方もちゃんと音が出ている、そうです、この瞬間は音楽ではなく、音が出た、音が出た、で、それだけで小躍りする大山猫ちゃん、今まで、数多、装置を作ったり、改造したり、しかし、今回ほどの綱渡り絡げ配線はしたことがなく、それに、初めてのOPEアンプ、音が出ただけでも感激で、音の評価なんて念頭に無い状態、近年これほど嬉しかったことはなかったのではというくらい、やっと冷静になる大山猫ちゃんの耳に、これは、なんと、今まで、少し物足りなく感じていた、細身に感じていたシンバルの音が力強く煌いて、当然、少し堅いのですが、これで、JBL UT-045Beも面目躍如というもの、低音も締まり、力感を増し、超低音波動発生装置は参加してない状態での試験開封なのに、低音の力感も、当然解像度もはっきり上がって、中音域も前に出て、これは、やってよかった、大成功、ゲインが2倍というより、やはり、パワーアンプを駆動する力が違うのと、おそらく、これはバーブラウンのOPA627の性格もあるのでしょうが、この透明感と、力感はVishayの起用も大きく貢献しているようで、しかし、まあ、A&Bの抵抗で醸し出される音楽の襞の繊細さを一押しした状態で、出来立てでこれなら、慣らしが進めば、いよいよスペクトラルDMC-15プロスタジオの呪縛から開放されるかもと考える大山猫ちゃん、時間は9時過ぎ、何の支障もなくすんなりと完成して、結果も、思った以上、それに気を良くして、気分爽快、天気が曇りだし、顔に毛のない猫チャンをお勉強会に送るまで時間があるので、このまま、仮配線で音出しをしながら、お庭の植木に薬を撒こうと、早速、作業着に着替えて、園芸用梯子を出して、その性質を調べ上げて、人間への毒性が問題ないと確信している、オルトラン、スミチオン、ダインを調合、梯子の上から空中散布を開始、下に下りて、下の躑躅も、犬柘植にも、当然、一番毛虫さんの好物の、山茶花と椿にも、さらに、梅に、さらに梯子を玄関前に移して、梅を背中に、玄関前の犬柘植に、と、右の上腕と右の背中に、寒気を伴う刺す様な痛みが、これは、毛虫さんとの接触の徴、振り返ると、梅の葉っぱに、大山猫ちゃんの住む地方で、電気虫と言われて、聊か恐れられている、美しい緑色のやや長方形の毛虫ちゃん、二匹で仲良く梅の葉に、大山猫ちゃん、どうも、自制下、皮膚は強いとは思っていたのですが、どうも、そのようで、そのまま作業を続けて、しかし、仲良く並んでは居ても、やはり、天敵毛虫ちゃん、大山猫ちゃんの毛虫対策用の最大の武器、これは、蜂でも、シロアリでも、虫と言う虫には即効、必殺、水溶性コックローチ、これも、目に入らない限りは人間には殆どと言うか、無害、の前に、露と消えたのですが、最後に、裏庭のバラにも薬を撒いて、お片づけをすると、良い時間、シャワーを浴びようと裸になると、電気虫ちゃんに刺された所は流石に、膨隆、しかし、痛みもなく、一応、虫刺されの軟膏を塗って、シャワーを浴びて、この時期の定番、冷素麺、お茶を飲んで、一息つくと、オスカー・ピーターソンのプリーズ・リクエストを繰り返しで流していたのですが、今まで、耳を傾けなければ聞けなかった、ドラムのブラシの庭掃除の音が、実に気持ちよく、太鼓の掃除、良いなあと、思わずため息、これはもう、完成採用と言うことで、今では晴れてプリアンプ、蓋をして、螺子止め、定位置に戻し、電源部も定位置に設置、全ての入力ラインを接続して、次に電源を入れるのは帰って来てからと、後ろ髪引かれる想い出、予定のお街へお出かけでした。
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