大山猫亭玄関
大山猫亭
このプログの内容は、大山猫亭のオーディオシステム(音楽缶詰開封装置)の改造、改良を断片的に記載したものですが、これは、氷山の一角、大山猫ちゃんとは称しても、ほとんどの時間は仕事に捧げているのは、現代人、せめて、趣味の世界は、無軌道はちゃめちゃでと、自分で、自分の趣味の楽しい思い出を残したくて作ったホームページ、徒然なるままに、酒を片手に、罪のないシュールな大人の夢の世界を渉猟すると、何処も同じ、と、ほっとするものです。
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ターンテーブルをGRAYに変更2007/10/23

さて、結局、プレーヤーがどうなったか、この短期間のうちに色々ありまして、詳細はホームページ'( http://www.ne.jp/asahi/kita/yamaneko/ )に詳しく書きましたが、かいつまんで言うと、新規ターンテーブルと言うことに、新規と言っても、このGRAYのターンテーブル、亜米利加製で殆ど、大山猫ちゃんと良い勝負の古いもの、さて、プレーヤーの設定、まずは、料理の本で圧着していたコルクを見ると、本当は、側面を平に仕上げたら良いのでしょうが、売り物ではないし、自分で使うにはこれで十分麗しい、と言うことで、早速、fo.Qも切りっぱなしの状態ではなく、ちゃんとインシュレーターに合わせて切り抜いて、その上にインシュレーターを置いて、次いで、ターンテーブルの位置決め、今まで、パネルが広かったので、どうしてもターンテーブルが中央に寄ってきていたのですが、今度のGRAYはモーターシャフトとターンテーブルのみで実にコンパクト、それで、ぐっと右に寄せて、Well Tempered type tonearmも右の方へお引っ越し、上手い具合に、モーターとターンテーブルの境の線に対角線上に一個ずつ二個、もう一個はターンテーブルの向こう、丁度三つが正三角形作るようにインシュレーターを置けるので、設置はこれで良しと、後は、インシュレーターのスパイクとターンテーブルとモーターがついている鉄板との間にfo.Qの小片を噛まして、水平をとって、さて、ベルトを掛けて、スイッチを入れると、今度は下に外れてしまう始末、このフォノモーター三点で釣ってあり、ネジと鉄板の間にはゴムボール状のブッシュが噛ましてあり、モーターはふらふら状態、回転を始めるとシャフトの傾きが変化し、回転が一定になると落ち着く、どうも、この三本のネジの閉め具合で、ベルトが上手くターンテーブルを回し続けるように調整するらしい、と、ドライバー片手に、暫し奮闘、ターンテーブルに近い二本のネジで高さを決めて、モータシャフト側の一本の螺子でシャフトの傾きを調整して、ベルトが外れないようにする仕組みらしい、そこまで分かると、後は簡単、スイッチを切っても入れても大丈夫、さて、カバーをかけてと、あら、蓋の裏とシャフトが触れる、そういえば、このカバーの裏にシャフトで削られた跡と、ベルトのこすれた跡があることから、この部分の苦労の跡が忍ばれると言うもので、このカバー、デザイン的には非常に麗しいのですが、大山猫ちゃん、機械がむき出しの状態も美しいと思う訳で、それで、黒御影の上に、飾りとして、置くことに決定、早速、DUET ARCHIE SHEPP DOLLAR BRAND、Archie Sheppの独特のつっかえる様な、スタッカートが実に透明で、息遣いが、ぶつぶつと、ピアノは腰がしっかり据わって、どうも中音がしっかりとしており、それに、透明な高音が乗るようで、鋭い音が、ストレートに大山猫亭ダイニングルームを駆け抜けるのは、何とも言えない快感で、B面の一曲目、Thema from "PROOF OF THE MAN"の弱声と強声の対比が実に美しく、これはもう、音楽、欠点はと言うと、ターンテーブルのシャフトのベアリングのゴロ音が、大山猫亭音楽缶詰開封装置の超低音波動発生装置では、しっかりと再生されることで、まあ、お部屋の位置によっては、聴こえず、大山猫ちゃんの御座所でも大丈夫なので、これはこのままでと言うことで、まったく、いつまでも発展途上の魔界でした。

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