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大山猫亭
このプログの内容は、大山猫亭のオーディオシステム(音楽缶詰開封装置)の改造、改良を断片的に記載したものですが、これは、氷山の一角、大山猫ちゃんとは称しても、ほとんどの時間は仕事に捧げているのは、現代人、せめて、趣味の世界は、無軌道はちゃめちゃでと、自分で、自分の趣味の楽しい思い出を残したくて作ったホームページ、徒然なるままに、酒を片手に、罪のないシュールな大人の夢の世界を渉猟すると、何処も同じ、と、ほっとするものです。
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Gray turntable & PAPST motor 32007/12/16

写真は、三相交流を作るコンデンサー、因に、管型のコンデンサーは独逸のボッシュ製、さて、PAPST motorの歴史はと言うと、ドイツの技術者のHarmann Papstは1930年から多分、現在も存続しているターンテーブルのメーカーと同一と思うのですが、DUAL Motorの技術者であったのですが、モーター設計に色々と着想する所があったらしく、1937年に退職、独立、その後1942年、PAPST-MOTORENを設立、その段階で、PAPST motorの基本のouter rooterを商品化したと言われている訳で、この会社、それから、現代に至るまで、モーター一筋の会社で、現在は、コンピュータの冷却ファン、換気扇のモーターが主な商品のようで、しかし、1950年代、名だたるメーカーのターンテーブル、あるいはテープレコーダーのモーターとして採用されていた事を確認、曰く、Thorens TD 124、Empire turntable、放送局用のアメリカのプレーヤーRek-O-Kut L34H、さらには、Fairchild turntableテープレコーダーではRevox G36、を始めとして、ドイツのテープレコーダーTANDBERG TD 20 A、殊に、Thorens TD 124、最初は角型の普通のモーターを装備していたのですが、トーレンスのターンテーブルの駆動は、ベルトとリムドライブ、トルクが必要で、それで、途中からPAPST motorに変更された経緯があったとのこと、これは、郊外の悪所のおじさまに教わった事で、いずれにしても、このBrushless spindle motor / AC external rotor motor、その当時は、この魔界の回転系の器機に、多く採用されていたようで、しかし、機能の良いものは確かに美しいと思う大山猫ちゃん、殊に、大山猫亭に辿り着いたGRAY turntableに着いているPAPST motor、形はEmpire turntableに一番良く似ているのですが、グレーのハンマートーン仕上げで、三本帯の間の上の格子の彫も深く、今まで、ネットで調べあげたどの写真のPAPST motorより美しいと思うのは、身内の贔屓の引き倒しと言うものでしょうか。

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