大山猫亭玄関
大山猫亭
このプログの内容は、大山猫亭のオーディオシステム(音楽缶詰開封装置)の改造、改良を断片的に記載したものですが、これは、氷山の一角、大山猫ちゃんとは称しても、ほとんどの時間は仕事に捧げているのは、現代人、せめて、趣味の世界は、無軌道はちゃめちゃでと、自分で、自分の趣味の楽しい思い出を残したくて作ったホームページ、徒然なるままに、酒を片手に、罪のないシュールな大人の夢の世界を渉猟すると、何処も同じ、と、ほっとするものです。
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ターンテーブル82007/10/13

今まで使っていたTOACのスパイクインシュレーターのスパイクの方を上にしてその上にフォノモーターを載せ、インシュレーターの下は黒御影石の板の上にコルクを敷き、枚数の調整で水平を取り、トーンアームとの高さ調整を行い、コルクの上にFo.Qのターンテーブルシートから切り出したシートを敷き最終的な水平の微調整はインシュレーターのスパイクとターンテーブルシャーシとの間に、Fo.Qの小片を噛ませて、少しずつ押し付ける事により行い、後は、ターンテーブルとトーンアームの位置関係を調整、終了、さて、先ずは、アル・デ・ミオラのテラ、残留ノイズとハウリングを見る為に、フォノモーターを回転させずにボリュームを上げて、1時の辺りから残留ノイズが聞こえ、3時まで行ってもハウリングはなし、この段階で、御影石を敷いているラックを拳で叩くと、叩いた音だけで、それに引き続くハウリングはなし、これなら問題ないと、通常の音量に戻して、開封、もともと、良くなっていた開封音、少なくとも悪化はせず、心なしか空間の透明感が増し、音と音の間の付帯音はなく、何よりもプレーヤー回りの見た目がすっきりとして、MJQのヨーロッパコンサートを開封すると、今まで鉄琴の音が時に耳に付いていたのですが、これが鋭いのに音楽に聞こえる、鋭さが音楽の一つの特長として長所に感じられる、おそらく、録音時のミキシングの癖と言うか、流儀なのでしょうが、今まで、MJQの録音では時に心地よいのに、鉄琴の音が興を削ぐ所があったのが、これが長所に聞こえる、これは、結局、電源ケーブルとプレーヤーの簡素化による影響も大きいようで、見た目と音は相関するとの説もあながち妄想ではないかもと思う大山猫ちゃんでした。

ターンテーブル72007/10/13

プリアンプの電源部を3Pのオスのコンセントに変更、電源ケーブルを交換できるように改造したのに伴い、役目を終えて、引退の身の、古河電工の電源ケーブル、これを、テクニクスのプレーヤーの電源コードにすると言うことを思いつき、ダイニングルームへ、足台を持ち出して、テクニクスのプレーヤーを自由の身にと言っても、今では、ただのフォノモーターとしての機能しかしていないので、電源コードを外すだけ、それと、コッターの昇圧トランスに継いであるアースラインを外して、大山猫亭工作台へ、螺旋回しを片手に早速初めての分解、先ずはターンテーブルを外すと、ターンテーブルの裏には円筒形の磁石が固定してあり、慌てて、腕時計を外す大山猫ちゃん、腕時計をピアノの上に非難させて、先ずは、ターンテーブルの観察、さほど重量はなく裏には、ゴム系物質がダンプ材として使われており、叩くと、カンカンと、しかし、後を引くような響きはなく、これはひとまず置いといて、次に、基板とモーターを被っている丸いシャーシーを外して、この段階で、電源コードの交換は可能と分かったのですが、ここまで来たらアームも使っていないのだから外したいし、と言う事で、裏ぶたにも手を出す大山猫ちゃん、裏は二重構造で先ずはゴム樹脂系のしかも何か鉛でも練りこんであるのか重い裏蓋、たとえて言うと自動車のタイヤのような質感と重さで、その奥に硬質プラスチックの、例えばこの部分は、もっとコストをかけるならおそらく鉛合金の鋳物になるのでしょうが、極硬質のプラスチックの基礎が、それを外すと、完全に基板の裏側に到達、また、アームベースを固定している螺旋にも到達、見ると、件のアースライン基板に固定され、そこからアームベースへ、一応残すべきなのでしょうが、自作Welltempered型トーンアームは完全に独立しており、当然、フォノモーターからも離れており、まあ、ノイズが入ればその時に考えようとアースラインの螺旋止めから外し、アームベースを固定している螺旋を外し、アームも撤去、結局、フォノモーターと基板とそれに、スイッチ類を固定している一番表のパネル一枚にこれはなかなか格好が良い、随分すっきりした、後は、インシュレーター、フォノモーターの回りの調度ターンテーブルが載る部分が円形のシャーシーで出来ているのでこの部分を三点支持すれば良いと、まずは一休み。

ターンテーブル82007/07/01

昨夜Earl KlughのLiving Inside Your Loveで視聴を行った、fo,Qのターンテーブルシート、その結果は、今まで使用して来たターンテーブルシートは、下に、フェルトを敷いて、その上に、5mm厚のコルクを置いた自作のシート、このレコードを開封すると、音量が小さいうちは良いものの、音量を大きくすると低音が被る傾向があるのですが、これがどうなるか、そこで、fo.Qの厚い方と、穴の空いたもの、この二枚重ね、厚い方を下にして、穴の開いた方を上に、さて、完全に変化が、低音が締まり、被らない、高音はガラスの破片とまではいかないけれど、輝く金属片、次にフェルトに穴空きを重ねて、低音が被る、そこでコルクの上に穴空き、バランスがとれた、低音も被らず、高音も、手を切りそうな高音ではなく、滑らかで、と言うことで、一応ここに決着、最終的にEric DolphyのOutward Bound、寝ぼけた耳にDolphyのサックスが、あの馬のいななき奏法が心地よく、やっぱり大山猫ちゃんのお気に入り、と、ここまでが昨夜、朝5時に目が覚めた時、今日は小糠雨、気温も低い、ダイニングルームに降りて、音楽缶詰開封装置に灯を入れて、再び寝床へ、7時30分、ダイニングルームのカーテンを開けて、昨夜の続き、さて、試聴用用のLPは何に、そこで、澤野工房の-HUM- Daniel Humair (ds), Rene Urtreger (p), Pierre Michelot (ds)で、昨夜の構成でB面を一回開封、最後まで楽しんで、もう一度、今までの構成へ、フェルトを下に、コルクを上に、シンバルの音は遠くより至り来て、ベースはやはり、前の空間に満ちて、分解能に欠ける、ピアノが鋭い部分がなく、打楽器のような切れは引っ込み、シンバルは線香花火の様に煌めくのは同じ、しかし、遠い、ここでもう一度極端にfo.Q二枚で、穴の無い厚い方を下に、穴空きを上にの二枚重ね、B面一曲目、音量が小さくなった様に感じると言うのが今朝の第一印象、シンバルが表面に出現、ベースの音階と胴鳴りがはっきり分離して、変化は昨夜と同じで明らか、ドレムのふちを打つ音もしっかりと演出されて、ピアノのアタックも良く、しかし、昨夜と同じく、シンバルが、今朝はガラスの破片の様に鋭く、長く聴くのにはどうかと言う感があるのは否めない所で、さて、B面二曲目は、ベースは被らない、ブラシの音もはっきりと、ベースが強奏しても問題ない、ピアノがダイニングルームに満ちる感じはなかなか良い、どうも音の角と鋭さをどう受け止めるかで、音場に関しては、ピアノの余韻はダイニングルームに広がるのですが、シンバルは近づいた分まとまって、これで良いのかもしれないのですが、もう少し開放感があっても良いのかも、と言うことで、試みに、穴空きを下に、上に厚い物を、あら不思議、これはどうも、大山猫亭の今までの構成に音は似て、それよりちょっと何か音にまとわりつくけど、音場は非常に、特にシンバルの音場は広大に、これはもしかしたら、レコードが完全にシートと全面密着したときの特徴かしらと思う大山猫ちゃん、でも、何か聴き易い気もするのはやはり音場が広がった開放感による物のようで、そのまま音楽を聴き続ける大山猫ちゃん、確かに、この音場の広がりは捨て難い、次いで、フェルトを敷いてその上に厚い穴無しを載せて、音場はやはり広い、しかし、少し狭くなった様に感じるのと、低音の被りが少し強くなったようで、シンバルはやはり、音場と呼応して少し後方へ、だけど、澄んだ高音はダイニングルームに広く放出されて、だけど、やはり、少しうるさい、これはどうも低音の被りと言うことで、一曲目の途中で中止、コルクの上に厚い穴無しを置いて、低音はすっきりとして被りは無く、音階が追えるようになり、シンバルは少し後方に、でも、耳につくものはなく、ますます、シンバルはダイニングルームに放出されて、微妙な変化が分かり、これはどうもコルクには低域の制御能力があり、素材としてはフェルトよりコルク、さてそうなると、この少し賑やかな感じはレコード全面密着がその要因かと、ここで、ターンテーブルのスピンドルの高さに限界はあるものの、全員集合で、下から、コルク、穴無し、穴空き、シンバルが、これはもう幽玄な響きになってしまい、趣のあること限り無し、音場は狭まる物の、これは良い、で、ベースはと言うと、正弦波の要素が心地よく耳をこそぐり、シンバルは紐の切れたネックレスのダイアモンドが大理石の床に落ち、光りながら散らばる如く、これは線香花火ではないと言うことで、このオールスターキャスト、良いのですが、スピンドルの長さに限りがあり、スタビライザーを中心に合わすことが大変、そこで、もう一試し、穴無しを下に、フェルトを挟んで一番上に穴空き、これはいける、ただどうしても賑やかさが耳につく、やっぱり素材としてコルクは抜きには出来ないのかと考える大山猫ちゃん、B面二曲目、低音が少し被る様な、やはりコルク入りが良い、では、コルクを真ん中のさんどいっちは、その前に、穴無しを下に、コルクを上に、ここで分かったのは、ベースの制御にはどうしてもコルクは必要なようで、しかし、さっきの床に散らばるダイアモンドは、穴空きを重ねると出現、穴空きはどうも高域調整、となると、スピンドルを無視すればこれが一応最高、さてどうする、最終的にコルクを下に、穴空きを上にの二枚重ね、これだとスピンドルも問題無し、結局、昨夜の状態が一番良かったと言うことで、それで、最終結論はと言うと、fo.Qの穴無しの厚い方は低音の制御、穴開きは高音を透明に、コルクは低音、高音共に制御して、蒲鉾型特性に調整、多分に、欠点は多孔質で、レコードとの間に空気層があ多いこと、フェルトに関しては、今回の結果からは特に効果無し、結局、コルクで全体を、特に、低域を制御、その上に、穴開きを置くと、コルクの多孔性の欠点が無くなり、fo.Qがレコードと密着して最後の段階で澄んだ音を作る、以前、レコードの中央部だけ固定して、信号の音溝部は完全にターンテーブルから浮かして再生を行ったことがあるのですが、確かにレコードのそりと低音には弱くても、その高音は実に澄み切って、秋空の白い雲、これと同じ状態を穴空きが作り出しているのではと、では、fo.Qの二枚重ねに関しては、これこれで良いのですが、賑やかに走る傾向があり、おそらく、このfo.Qの物質、低域に関してはあるいは低域から中域に関しては、高音より音の制御に強い効果を持っていず、それでコルクと合わせた方が良かったのではと考える、つまり、暫くはこの組シートで行こうと思おう大山猫ちゃん、そこで試聴の常連、Al Di MeolaのCielo e Terraを開封、実に完璧、とは言っても現在までの所は、明日が分からないのが、この音楽缶詰開封の魔界の定めと言うことでした。

ターンテーブル62007/05/30

60Hz電源発生装置CSE R-500から、フォノイコライザーアンプを解放して、オヤイデの電源タップを介して、電気を供給することにして、良い悪いは別として、音の変化があったのは事実で、それで、ふと思い立って、ターンテーブルのスタビライザーの比較視聴を現行のオーディオテクニカのスタビライザーとトーレンス、丁度一年前の評価ではトーレンスは確かに効果はあるけど、中音がしっとりはするけど、大山猫ちゃんのお好みの高音が沈む、それに、なんだか輪郭が少し暈ける、そこで、元々のオーディオテクニカのスタビライザーへ、高音は澄み切って、しっかり、スタビライザーの役割を果たしているのですが、トーレンスを聞いた後では、中音が、細る、しかし、高音の澄み切った感じは捨て難く、結局、軍配は、オーディオテクニカに、今回、大山猫亭の音楽缶詰開封装置もこの一年で多大な変革があったことだし、もう一回比較視聴をとなった次第で、比較視聴の試験レコードはSpyro GyraのMorning Dance、このLP下手に開封すると、うるさく感じ、音楽に乗れないと言う欠点を持ち、フォノイコライザーアンプを弄って、ようやく、大山猫ちゃんの愛聴盤の一つになったのですが、さて、まずはオーディオテクニカ、やはり、電源タップに切り替えた所為か、高音になんだか霞が、しかし、基本的には良しと、そこで、トーレンスに、なんと言うか、この一年の音楽缶詰開封装置の変革で、多分に音のつぶ立ちが良くなり、高域、中域、低域のバランスも整い、そうなると、トーレンスの方が、音に潤いがあり、特に高域が、空間に高域が発揮と浮かぶのですが、その輪郭が、早い話が、画像の階調を無限大に大きくした様に、境界はあるのですが、青空に浮かぶ白い雲、はっきりしているけど、境界は趣があり、と言うことで、トーレンスのスタビライザーが表舞台へ、これもCDトランスポートの怪奇現象の嬉しい副産物でした。

ターンテーブル72006/09/15

これは、改造と言う程のことではなく、プレーヤーのインシュレーターを工夫してみただけで、そもそも、メインのスピーカーD-55 (Lowther PM6A and JBL UT-045Be)のインシュレーターを検討、どうもインシュレーターは三個おきが良いこと、それに、現在、Lowther PM6Aは耳の高さより少し低く、さらに、お街の悪所に、固木のスピーカー用の大きなインシュレーターが中古で出ていることもあり、メインのスピーカーに下駄を履かせようと目論んで、ふと、思いついたのがプレーヤー、TAOCのピン・プレートインシュレーターTITE-46PINが遊んでいたので、これを、プレーヤー、テクニクス SL1200MK4を三点支持に、プレーヤーの下には黒御影の板が敷いてあり、件のインシュレーターと黒御影の間にコルク板を挟んで、水平をとり、さて、音は、久しぶりのボサノバ、日本で出された、ボサノバのオムニバスレコード、ダビング編集物で、音は良くないレコードと評価していたのですが、これがなかなか、実によろし、音楽として初めて聴けた様な次第で、これなら、録音の良いレコードは謂わすもがな、安心して、夕餉で、お刺身は、イサキとトロ、それに、秋刀魚の塩焼きで、お酒は、お友達に頂いた、富山のおわら編み笠、先日の酒に比べて、酒飲みが好む、美味しい酒で、早々にお休みでした。

ターンテーブル52006/07/15

トーン・アームを改良して、実に、音の素子数が上がったのは良いのですが、低音の音像がどうも、象サンのようで、はっきり言って、音階がとれない状態、やはり、超低音波動発生装置が稼働している所為もあり、ここは思案のしどころ、それで、思い出したのが、郊外の悪所に、最近入った変わったプレーヤー、ターン・テーブルのシートがコルク素材、大山猫ちゃんの蒐集癖は、こんな所でも役に立つのですが、以前、もう、何の目的で買ったか忘れた、コルクのシートがあるのを思い出して、早速、切り抜いて、写真の如く、さて、音は、実に低音が絞まりました、音階が追える上程になったと言う訳で、特に、ジャズのベースが、楽器として、集中して聴いてられる状態で、やはり、フェルトだと、インシュレーターの効きが、今ひとつだったと言うことで、高音が、少し鋭くなった様には思えるのですが、暫く、このままの状態で、と言うことで決着したのでした。

ターンテーブル42006/03/13

やはり、気になれば、気になってしょうがない、ターンテーブルのシートの件、中央支持だけではレコードのソリに対して完全無防備、お風呂に入る前に、顔に毛の無い猫チャンに、手芸用のチャコール、つまり、布に裁断用の線を引く鉛筆のようなもの、を、出してもらうよう頼んで、お風呂へ、お風呂から上がると、早速、付属のゴム製ターンテーブルを出してきて、フェルトに切り取り線を描いて、そこで一工夫、フェルトは二枚重ねとして、一枚目は、前面を覆い、その下に、真ん中をくりぬいた、つまり、スタビライザーの乗る、レーベルの部分を刳り貫いた、ドーナツ状のフェルトをもう一枚置いての二重重ね、これでどうだと、早速レコードを、Luiz Vonfaから、Black Orpheus Impressions、宜しい、高音の沈みもなく、高音に関しては、レコードを宙に浮かしているときと同等の響きで、その上、目論見通り、レコードの反りも押さえられ、アームの動きは、つまり、上下運動も殆ど消失、演奏中の針を見ると、カートリッジの中央で、インサイドフォースキャンセラーを掛けて無くても、問題なく、この、カートリッジの問題、先日、プレーヤーから、昇圧トランスへの結線を変更した際、郊外の悪所のおじさまに教えてもらった、プレーヤーを垂直に立てて、つまり、アームがぶらぶらの状態にして、右にも左にも動かない状態にヘッドの重さを調整して、そうすると、インサイドフォースキャンセラーについては、無視して良いとのことで、幸いシェルを重くするために、シェルに鉛板を貼り付けているため、アームは真下で、バランスの取れた状態、その上、今回は、ターンテーブルの水平を実に厳密に調整、そうして、レコードに針を下ろすと、以前大山猫ちゃんがカートリッジをシェルに取り付けるとき、少し、角度を内振りに調節して取り付けたのが、かえって、針に外向きの力を加えていることが判明、真っ直ぐに付け直すと、針が、いつも、カートリッジの中央に自分で復帰するようになったわけで、プレーヤーについては、一応、暫くは、このままでと、次々に、ジャズのレコードを流しながらの、夕餉が始まるのでした。

ターンテーブル32005/12/29

朝、おトイレに起きて、音楽缶詰開封装置に灯を入れて、休日なので、もうひと眠りと、寝床へと、そこで、考えたのが、どうせ、今あるシートは使うつもりはないから、真ん中のゴムの部分をくり貫いて、スタビライザーの大きさに合わせて、それを、ブチルゴム、3点で浮かせて、そうすれば、アダプター特有の鳴りも無くなるし、スタビライザーを真ん中に置くのも簡単になるし、そう思うと、いても立っても入られずに、一階のカーテンを開けて、シートを出して、バックのナイフでしこしこと、真ん中の部分を切り抜いて、ブチルゴムとシートの間に、粘着テープ付き板鉛を接着、ブチルゴムをターンテーブルに圧着、写真にみられるように、ターンテーブル本体から、レコードが浮いて、支持は、ターンテーブルに鉛を介して、ブチルゴムで固定した、テーブルシートの中央部を切り抜いたもので、その上にレコードが乗り、スタビライザーで押さえて、因に、写真ではカートリッジはSUMIKO、ヘッド・シェルには、ブチルゴムのみで固定、しかし、この実験の時は、カートリッジはオルトフォンSPU Classic A、さて、レコードを乗せて、Ana Caram Rio after Dark、このレコードChesky Recordsというレーベル、録音が良くて、テスト用にも宜しいということで、しばしば登場するのですが、今までで最高、低音の輪郭も殊のほか素晴らしく、反りのあるレコードでは、アームが水面に漂う船のようではあるものの、そんなの気にしないと言うぐらい、これで、シート購入は必要無し、そこで、思い出したのが、アームのダンプ、二階に走り、顔に毛の無い猫チャンを起こさないように、長岡鉄男氏のオーディオA級ライセンスを持ち出し、確認、アームのダンプ、つまり、カートリッジの先端からアームの支点までの距離を3等分、支点寄りの、3分の1の所に2cm幅のブチルゴムを巻き、その上から板鉛を巻く、これでよし、で、Rio after Dark、これで完璧、早速、録音は異なるけど、郊外の悪所で聴いた、実に素晴らしい、舞台再生で聴かせた、コウモリを演奏、雰囲気は大分郊外の悪所の舞台再生に近づいたと、暫くこれでと思う大山猫ちゃんでした。

ターンテーブル22005/06/13

どうしても先日お街の悪所で見かけた黒御影の石盤が気になって、さて、ターンテーブルのマットを変えるのと、黒御影とどちらが効果的かなどと考えながら、早速悪所に、軍配は黒御影で、そそくさと御帰還、早速、黒御影のプレートを置くべく、プレーヤーを降ろして、黒御影を置いて、LPプレーヤーを黒御影の上にセット、これも丹念に水平を調節、何事も無かったように道具類やコードの屑などを片付け、レコードプレーヤーにレコードを演奏はジョアン・ジルベルト、低域の改善は明らかで、半分好みで、半分チェックのつもりで、バニアグワにラ・フォリアの演奏を、これはまた、秀逸な録音で、今までも楽しんでいたのですが、これはもう素晴らしいの一言、楽器の分離、混ざり合い、低域の小気味良さ、金属の音、はては、草刈り機のおと、車のドアの音、空間に浮かんでは消えるチェンバロ、やはり、黒御影効果はあったのだと思います。それとも、さらに、水平をきっちりとったからかも、これでまた、CDに少し出遅れていたLPがCDと異なる魅力で復活で、ますます楽しくなる予感で週末は終わるのでした。

ターンテーブル12004/12/16

カートリッジはオルトフォンSPU Classic A、オーディオテクニカAT-MONO 3/SP、その他現在休止中のデノン、グレース。プレーヤーはテクニクス SL1200MK4で、知り合いの方に頂いたSPレコードを再生したいために75回転SPレコードに対応の当機を求めたしだいで、結局それがきっかけで捨てずにとっておいたLPの再生を、これも捨てずにおいたデノンのカートリッジで再生、しかしさすがに10年以上寝かしておいた針は音はでるものの再生不良、新しくデノンを買いに行って、その昔カートリッジの代表のように脳裏に焼きついていたオルトフォンと出会いオルトフォンSPU Classic Aを手元に置くことになったしだい。